公開講座


けあ・きゅあ 体験講座

 介護をする人,受ける人の「食事」,「移動」,「介護者の支援」などをテーマに実技を取り入れた体験型の講習会を実施しております。
 福祉・介護関係者の方のみならず,一般の方にもわかりやすい内容となっております。

【講座内容】

運動って大切なの? ─運動が心身にもたらす作用について─
  皆さんは普段歩いていますか? 科学技術の発展に伴い,日々の生活が大変便利(楽)になりました。
 しかし,良いことばかりではありません。その代償として,私たちは「運動不足」という新たな問題も作り出しました。運動不足は,生活習慣病の発症リスクを増大させるだけでなく,我々の心にも影響します。
 そこで,本講座では運動が持つ心身への影響について,お話させていただきます。ご自身の運動習慣の見直しに役立てていただけますと幸いです。

歩くことが難しい人にどのように接すればよいのか?
─杖や車いすの使い方や介助の方法を学びましょう!─
  日常生活において,歩くことが難しいひとについて,どのような介助を行えばよいかの講義を行う予定です。
 具体的には,杖を使用して歩くときにどのような注意を行うとよいか,階段の昇り降りにどのような工夫をすればよいか。車いすの介助はどのように行えばよいか。坂道での移動方法やエレベーターの乗り降りなど,日常の生活での介助方法を具体的な実技も行いながら実施していく予定です。

脳卒中を予防しよう! 脳卒中予防のための10カ条
  脳卒中は「がん」「心疾患」に次いで日本人の死亡原因の第3位になっています。また,脳卒中は寝たきりになってしまう原因の第1位です。
 脳卒中の原因には,生活習慣が大きく関わっています。生活習慣を見直し,脳卒中を予防するためには何に気をつけたらよいか,生活習慣のリスクチェックを行い,血圧測定の演習など,一緒に学習しましょう。

どのような自助具を使えば良い? 作業療法士が考える,生活で使える道具
  皆さんは生活の中で,困難な動作をより簡単に行うための道具(自助具)を使っていますか?
 例えば,利き手ではない手でも使えるお箸などが自助具と呼ばれます。最近は一般に購入できる自助具も多くなってきましたが,使用する方にとって最適な自助具を見つけることは難しい場合もあります。
 今回は,自助具を選ぶ際に大切なことをお伝えし,身近な物で作ることのできる自助具を一緒に作成しながら考えていきたいと思います。*自助具作成・使用体験が含まれます。

  (*台風のため第4回は中止になりました。)

  • 対 象:一般の方,福祉・介護施設職員,介護をされているご家族など地域の皆さん(どなたでも参加できます)
  • 募集人員:30名/回
  • 会 場:茨城県立医療大学[運動治療学実習室(実習棟1),集会室1(福利厚生棟2階)など]*当日は案内板で誘導します。
  • 受講料:無料
  • 申込方法:Eメールまたは電話,もしくは申込書に記入し,FAXまたは郵送下さい。
  •  特に連絡がない場合は受講可能とし,改めての連絡は省略させていただきます
  • 定員を超えた場合は,先着順とさせていただきます

  • 申込先・問い合わせ先
    • 300-0394 茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
    • 茨城県立医療大学 地域貢献研究センター(総務課地域貢献担当)
    • 電話: 029-888-4000
    • FAX: 029-840-2301
    • e-mail: shomu@ipu.ac.jp



県民大学



 今年は本学の企画はありません。


夏休み親子科学教室

  今年も「夏休み親子科学教室」を開催します!

 
 茨城県立医療大学では,夏休み親子科学教室を開催します。
 科学に親しみ,科学の楽しさを実験で体感できます。お父さん,お母さんと一緒に参加してみませんか?
 

  • 日時:令和元年8月3日(土) 午前10時〜12時
  • 場所:茨城県立医療大学 実習棟
  • 内容:A教室,B教室,C教室のいずれかの選択参加になります。

    • 【A教室】「食べ物の消化の仕組み〜食べ物はどこに行くの?」
      • 毎日食べているご飯はからだの中でどうなるのでしょうか? 消化酵素の働きにより,ご飯は小さな物質に分解されていますが,実際に見るのは困難です。
      • そこで,食虫植物であるモウセンゴケの消化を観察することで,実際に消化の進行を見てみましょう。また,だ液がでんぷんを消化する様子を科学的に調べてみましょう。このようにして,消化酵素の働きをマクロ〜ミクロの視点で学びましょう。
      • 講師:相良順一(人間科学センター准教授),佐藤瑞穂(人間科学センター嘱託助手)
      •  
    • 【B教室】「見えないものをみる〜体の中を探る仕組み〜」
      • 病院では,健康状態を知るためにいろいろな画像検査が行われます。
      • 放射線画像診断装置や超音波装置を使って,体の中の様子や身近なものの中の様子を見てみましょう。
      • 講師:中島光太郎(放射線技術科学科教授),中島修一(放射線技術科学科助教),
      •    田子谷佳加(放射線技術科学科助教),中島千佳(放射線技術科学科嘱託助手)
      •  
    • 【C教室】「息を吸ったり吐いたりする仕組み〜肺の動きを知ろう〜」
      • 私たちは普段,息を吸ったり吐いたりという呼吸運動を繰り返して生きています。この呼吸運動はいったいどのような体の仕組みによって行われているのでしょうか。身近にある材料で作る「呼吸運動モデル模型」の工作を通して,呼吸運動の仕組みについて学んでみましょう。
      • 講師:角 友起(医科学センター准教授),石井大典(医科学センター助教),
    •       安田 拓(医科学センター嘱託助手)
    •  
    • 対象:茨城県内の小学校に通う小学4年生から6年生までの児童とその保護者
    • 定員:A教室 20組40名,B教室 20組40名,C教室 15組30名
    • 参加費:無料
    • *ただし,レクリエーション保険代100円程度ご負担いただきます。
  • 申し込み方法:
    • 申し込み用紙に必要事項をご記入の上,FAX,郵送,e-mailでお申し込みください。参加者多数の場合は,抽選とさせていただきます。
  • 申し込み締め切り: 令和元年7月5日(金)


更新情報

(2019.06.15)公開講座の追加情報を掲載しました。
(2019.06.03)令和元年度の公開講座(夏休み親子科学教室)の案内を掲載いたしました。
(2019.05.08)令和元年度の公開講座の案内を掲載いたしました。