公開講座
けあ・きゅあ 体験講座
介護をする人,受ける人の「食事」,「移動」,「介護者の支援」などをテーマに実技を取り入れた体験型の講習会を実施しております。
福祉・介護関係者の方のみならず,一般の方にもわかりやすい内容となっております。
【講座内容】
介護を通じた家族と認知症の理解
日本は超高齢化社会となり,一億総介護家族の時代です。中でも最も重要な課題が認知症です。
介護を通じて家族とは何か,また認知症の方が何を見て何を感じているのかについて考えていきましょう。最後に「人生感情曲線」を作成し,それぞれに今までの自分とこれからの自分を考えてみましょう。
車椅子は「イス」? それとも「車」?
介護が必要な方が使うことが多いのが車椅子です。「イス」としてできるだけ安楽に座っていただくための工夫や,動くための「車」として操作性を良くするための工夫について,実技を通して学んでいきましょう。
また,車椅子または椅子に座ったままできる楽しいレクリエーションスポーツもご紹介します。
日常生活動作の介助方法と工夫
日常生活動作とは,主に食事,整容,排泄,更衣,入浴の動作を指します。今回は現場での需要の高い「食事」と「排泄」について機能・動き・環境の面から適切な介助を考えていきましょう。
また,いくつかの事例を通して,介助のポイントをご紹介します。日常生活動作の介助について視点を広げてみましょう。
脳卒中を予防しよう! 予防のための10か条
脳卒中は「がん」「心疾患」「肺炎」に次いで日本人の死亡原因の第4位になっています。また脳卒中は寝たきりになってしまう原因第1位の病気です。
脳卒中の原因には生活習慣が大きく関わっています。脳卒中とはどのような病気で,どのようにして起こるのか,予防するためには何に気をつけたらよいか,一緒に学習しましょう。
- 対 象:福祉・介護施設で働いている職員,介護をされているご家族,地域住民の皆さんなど,どなたでも参加できます。
- 募集人員:30名/回
- 会 場:茨城県立医療大学[福利厚生棟,実習棟1など] *当日は案内板で誘導します。
- 受講料:無料
- 申込方法:申込用紙に記入し,FAX,Eメールまたは郵送下さい。
- *特に連絡がない場合は受講可能とし,改めての連絡は省略させていただきます。
- *定員を超えた場合は,先着順とさせていただきます。
- 申込先・問い合わせ先
- 300-0394 茨城県稲敷郡阿見町阿見4669-2
- 茨城県立医療大学 地域貢献研究センター(総務課地域貢献係)
- 電話 029-840-2855
- FAX 029-840-2301
- e-mail shomu@ipu.ac.jp
県民大学
「中高年者の健康について考えよう」
茨城県県南生涯学習センターの県民大学で,本学教員が「身近な健康・医療に関する話題(クスリ,高血圧,糖尿病等)」の講座を担当します。
詳しくは,主催者のホームページhttp://www.kennan.gakusyu.ibk.ed.jp/をご覧下さい。
患者学─病気への向き合い方・病院との付き合い方─
生活習慣病の特徴の一つは,自覚症状に乏しいことですでは,どうやって“付き合う”のか。一緒に考えてみませんか。
あなたの「もの忘れ」,大丈夫ですか? 認知症を早期に発見するために
いわゆる「ボケ」と「認知症」とはどう違うのか? 認知症のなかで最も多いとされるアルツハイマー病の症状についてわかりやすく解説し,簡単な見分け方や最新の治療法などを紹介していきます。
代謝性疾患との付き合い方
年齢とともに増える代謝性疾患(主に糖尿病,脂質異常症),高血圧の診断,薬による治療,日常生活での注意点についてお話しします。
変形性膝関節症
中高年の膝痛の原因として多い変形性膝関節症の病態と治療(保存治療・手術治療)について解説します。
呼吸器疾患を知って対策をとろう
増加傾向にある肺炎,慢性閉塞性肺疾患,肺がんなどの病気やとるべき対策,たばこの害などをわかりやすく説明します。
感染症から身を守ろう
毎年流行するウイルス性胃腸炎やインフルエンザなどにかからないためには,日常生活でどのようなことに気をつけたらよいのかを紹介します。
高齢者の心理,うつ病
精神科医の立場から,超高齢化社会における高齢者の心理の特徴やどの世代でもみられるうつ病と対応について解説します。
薬の必要性やメカニズム,家庭での救急医療
どうして薬が必要なのか,病気のメカニズムと合併症の観点から考えてみましょう。家庭で多い救急事故の概要とその早期発見・対応,予防について学びましょう。
会 場: 取手市・福祉交流センター
募集期間: 主催者にお問い合わせ下さい。
受講料: 主催者にお問い合わせ下さい。
夏休み親子科学教室
今年も「夏休み親子科学教室」を開催します!
茨城県立医療大学では,夏休み親子科学教室を開催します。
科学に親しみ,科学の楽しさを実験で体感できます。
お父さん,お母さんと一緒に参加してみませんか?
- 日時:平成26年8月9日(土) 午前10時〜午後4時
- 場所:茨城県立医療大学 実習棟
- 対象:小学校4年生から6年生の親子
- 定員:20組40名様
- 内容
- 1時間目(10時〜)「ペットボトルで顕微鏡を作ってミクロの世界を観察しよう」
- ペットボトルと小さいビー玉で顕微鏡を簡単に作ることができます。親子で顕微鏡を手作りし,自分の口腔内細胞やタマネギ細胞を観察してみます。他に観察したいもの(花粉やプランクトンなど)があれば持参してみてはどうでしょうか。夏休みの自由研究として役立つかもしれません。
- 2時間目(13時〜)「からだの中を探る仕組み」
- 病院ではからだの中をみるために,「画像診断検査」が行われます。体の中を描写した画像により,メスなどで切らなくてもからだの様子がわかります。ここでは,「イメージングプレート」という検出器により,身の回りの物をエックス線検査し,中身がどのように見えるかを観察し,放射線によりからだの中を探る仕組みを考えてみましょう。
- 1時間目(10時〜)「ペットボトルで顕微鏡を作ってミクロの世界を観察しよう」
- 講師:
- 人間科学センター教授 大西 健
- 放射線技術科学科教授 佐藤 斉,放射線技術科学科助教 中島修一
- 参加費:無料
- ただし,レクリエーション保険代100円程度ご負担いただきます。
- ポスターはこちらです。
- 申し込み方法:
- 申し込み用紙に必要事項をご記入の上,FAX,郵送,e-mailでお申し込みください。参加者多数の場合は,抽選とさせていただきます。
- 申し込み締め切り: 平成26年7月4日(金)
更新情報
(2014.06.15)公開講座の開催順序を変更いたしました。
(2014.06.03)平成26年度の公開講座(親子科学教室)の案内を掲載いたしました。
(2014.05.08)平成26年度の公開講座の案内を掲載いたしました。